農地の納税猶予とは?猶予を受ける要件・手続き・注意点も解説

農地の納税猶予とは?猶予を受ける要件・手続き・注意点も解説

農地を相続して農業を続けた場合、相続税の納付が猶予されるのをご存じでしょうか?
この制度を活用すれば相続税の納付が当面猶予されますが、利用するには要件を満たす必要があります。
この記事では、農地の納税猶予とは何か、利用するための要件と手続き、利用する際の注意点を解説します。

農地の納税猶予とは?

納税猶予とは、農地を相続または贈与によって取得したうえで、引き続き農業に使用する場合に、贈与税・相続税の支払いが一定期間猶予される制度です。
猶予を受けるには一定の要件を満たす必要があり、すべての農地が対象になるわけではありません。
猶予を受けた後に農業の継続が困難になった場合や、農地を売却した場合には、猶予された税金の支払いが求められるので注意してください。
事前に制度の内容を十分に理解し、デメリットも把握したうえで利用するのが好ましいです。

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農地の納税猶予を受けるための要件と手続き

猶予を受けるには、農地を相続した方が引き続き農業を継続する意思と能力を持っている場合に、相続税の申告期限までに税務署に申請書類を提出する必要があります。
農業委員会から発行される適格者証明書など、必要な書類を添付し忘れないように注意してください。
不備があると申請が認められないので、提出前に必要書類が揃っているか、確認しておきましょう。
納税猶予を受けた後は、3年ごとの更新が必要です。
更新する際も農業継続が前提となるので、注意してください。
廃業する、農地を譲渡するなどして要件を満たさなくなった場合、猶予された税金と、猶予期間分の利子税の支払いが求められます。

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農地の納税猶予を利用する際の注意点

納税猶予は、あくまでも税金の納付を一時的に猶予する制度です。
税金が免除されるわけではないので、注意してください。
なお納付時には、猶予期間に応じた利子税が発生します。
納税猶予の適用は、相続した農地での耕作を引き継ぐのが前提です。
耕作の放棄や、農地の譲渡・転用をした場合は納税猶予が打ち切られ、猶予されていた税金と利子税を納める必要があります。
農地を複数人で相続した場合は、実際に耕作をおこなう相続人のみが制度の対象となります。
農業をおこなわない相続人の取得分に関しては、猶予されないので注意してください。

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まとめ

納税猶予とは、相続した農地で農業を継続する代わりに、贈与税や相続税の支払いを一定期間猶予してもらえる制度です。
手続きとして、相続税の申告期限までに必要書類を添付して申請書を税務署に提出し、認められれば猶予が受けられます。
注意点は、猶予期間に利子税が発生する、農業をやめた場合は税金と利子税を納める必要がある、実際に農業をおこなっている相続人のみが猶予を受けられる、の3点です。
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