相続土地国庫帰属とはなにか?費用やメリットも解説

相続土地国庫帰属とはなにか?費用やメリットも解説

望まずに土地を相続してしまったものの、管理する予定がなく困っているといった方もいるのではないでしょうか。
そのような場合に検討できる制度が「相続土地国庫帰属制度」です。
本記事では、相続土地国庫帰属制度の概要、費用、そしてメリットについて解説します。

相続土地国庫帰属とはどのような制度なのか

相続土地国庫帰属制度とは、相続や遺贈によって取得した土地を、一定の要件を満たす場合に国が引き取る制度です。
この制度は、相続した土地の管理に困る相続人の負担を軽減し、放置されやすい土地を有効活用するのを目的としています。
対象となるのは、相続や遺贈で土地を取得した方ですが、すべての土地が引き取りの対象となるわけではありません。
対象となるには、建物がない土地、担保権や使用収益権が設定されていない土地、土壌汚染や埋蔵物がない土地など、いくつかの要件を満たす必要があります。

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相続土地国庫帰属にかかる費用とはどれくらいか

相続土地国庫帰属制度を利用する際には、いくつかの費用が発生します。
まず、国に土地の引き取りを申請する際には「審査手数料」が必要です。
相続土地国庫帰属の審査手数料は、土地1筆あたり14,000円で一律に設定されていますが、負担金に関しては地目や面積に応じて異なる場合があります。
また、土地の引き取りが認められた場合には、「土地管理費相当額の負担金」を納付する必要があります。
この負担金は、土地の性質や状態を考慮して個別に算定されるものです。
たとえば、市街地の宅地の場合、10年分の土地管理費相当額が目安となり、山林では状況に応じて比較的低い金額となる場合もあります。
具体的な算定例は提示されており、内容をよく確認する必要があるでしょう。

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相続土地国庫帰属をおこなうメリットについて解説

相続土地国庫帰属制度を利用する主なメリットは、不要な土地の管理責任から解放される点です。
とくに、遠方に居住していて管理が難しい土地や、利用価値が乏しい土地を手放したい場合に有効な選択肢となります。
また、適切な管理がおこなわれないまま放置され、将来的に所有者不明土地になるのを防ぐ効果も期待できます。
さらに、土地を手放す点で固定資産税などの維持費や、管理不足により発生する可能性のある損害賠償責任からも解放される点も重要なメリットです。

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まとめ

相続土地国庫帰属制度は、相続によって取得した不要な土地を国に引き取ってもらう制度です。
利用には一定の要件と費用がかかりますが、管理の負担や将来的なリスクから解放されるといったメリットがあります。
相続した土地の扱いに困っている場合は、この制度の利用を検討してみるのも一つの選択肢となるでしょう。
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